運動と脳の関係㉗
運動と脳の関係について、
シリーズでお届けしています。
現在、住民の平均年収は25,000ドル、16%が貧困線
(最低限度の生活を維持するするのに必要な所得水準)
以下で、数年前には幼稚園児の約75%が国から給食費の
補助を受けていた。
要するに、裕福とはとても言えない町である。
1999年にネーパーヴィルを視察したマッコードは、
帰ってくるなりほぼ一晩でタイタスヴィルの体育を
変えてしまった。
この学区には高校が1校、中学校が1校、小学校が4校、
そして、早期教育センターが一つあって、
全生徒数は2,600人だ。
タイタスヴィルではフィットネスセンターを中学校に設置し、
心拍計を購入し、地元の病院の援助で
トライフィット評価装置を入手した。
時間割の再編までやり、1日の授業時間全体を10分長くし、
学業の時間を削って毎日の体育の時間を捻出した。
「私たちは1セントも使っていません」
マッコードはそう言って、
行政からの提案であることを強調する。
「そして、これは『落ちこぼれを作らないための初等中等教育法』
と連携しての大きな運動なのです。もっとも、他の地域では
逆の方向に進んでるみたいですが・・・」
次回に続きます。
ジョン.J.レイティ著
「脳を鍛えるには運動しかない」
~最新科学でわかった脳細胞の増やし方~ より
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