ひきこもり支援相談士のブログ

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運動と脳の関係⑯

運動と脳の関係について、

 

シリーズでお届けしています。

 

 

 

調査のほとんどは、週に3日から5日、

 

30分から45分の簡単な運動から激しい運動までの

 

影響を調べていた。

 

項目は、肥満、心肺機能、血圧、憂鬱、不安、自己イメージ、

 

骨密度、学業成績など、多岐に及んだ。

 

 

そうした数々のカテゴリーにおいて、説得力のある

 

証拠が見つかったので、研究者らは

 

「児童は一日に一時間(あるいはそれ以上)、適度なものから

 

 激しいものまで何らかの運動をするべきだ」と勧告した。

 

彼らは特に学業成績に注目し、CDE(カリフォルニア州教育局)の

 

結論を支持する根拠を見つけている。

 

併せて、運動は記憶力、集中力、学習態度に良い影響があることも

 

報告した。

 

 

体育の授業については具体的に述べていないが、

 

この調査からも、ネーパーヴィルの生徒たちがいかに健康的で

 

勢いのよいスタートを切っているかがわかる。

 

ネーパーヴィルの200キロほど南にあるイリノイ大学

 

アーバナシャンペーン校では、精神生理学者チャールズ・ヒルマンが

 

3年生と5年生、216人を対象としてCDE調査に準じた

 

独自の調査を行い、やはり健康と学業の間に相関関係があることを

 

確認した。

 

 

その際、ヒルマンと論文の共同執筆者ダーラ・カステリは

 

興味深いことを発見した。

 

フィットネスグラムの6つの項目のうち、特に2つが

 

学業に大きく影響するらしいのだ。

 

「私たちの回帰方程式(複数の変数の間の相関関係を求める統計学

 

 手法)では、BMI有酸素運動能力が突出していました」

 

とカステリは言う。

 

「この2つが成績を向上させる最も重要な誘因にちがいありません。

 

 あまりにはっきりしていたので本当に驚きました」

 

 

ヒルマンはデータの関連を見つけるだけでは終わらなかった。

 

 

 

 

次回に続きます。

 

  

  

ジョン.J.レイティ著

「脳を鍛えるには運動しかない」

~最新科学でわかった脳細胞の増やし方~ より

 

 

  

 

 

  

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