ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

手のかからない いい子には

最近の子の中には、

 

「手のかからないいい子」

 

も増えてきているようです。

 

聞き分けもよく、自分で何でもするので、

 

そういった子の親御さんは逆に

 

「素直でいい子なのはいいんだけど、反抗もなくて

 

大丈夫なのかしら?」

 

と不安に感じるようです。

 

こういったタイプの子は、いったん「いい子」に

 

なってしまうとなかなかその枠組みから逃れることが

 

できません。

 

「そんなに頑張らなくてもいいよ」

 

「もっと甘えていいんだよ」

 

と言っても、その子はどうしていいかわからないのです。

 

といって、ほめてもよけいにいい子に拍車がかかるので、

 

うまくいきません。

 

本人は、いい子でいなきゃいけない、

 

期待にこたえないとならない、と

 

プレッシャーを感じています。

 

では、どうすればいいのでしょうか。

 

そういう子には

 

「失敗をほめる」

 

といいと思います。

 

 

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たとえば、ハンカチを持っていくのを忘れた、

 

などこういったことがあれば、

 

「あんたも失敗することがあるんだねー。

 

 お母さん安心したよ」

 

といった具合です。

 

そうすると、今まで気を張り詰めていたのが

 

「失敗していいんだ」

 

と、ほっとします。

 

失敗しても、いい子じゃなくてもいいんだ、と

 

思えるのです。

 

そうすると、子どもも少しずつ自己主張をすることが

 

できるようになってきます。

 

それはそれで手がかかるのですが、そこまで来ると

 

OKです。

 

 

参考図書

明橋 大二著

「子育てハッピーアドバイス

大好き!が伝わるほめ方・叱り方」

 

 

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