手のかからない いい子には
最近の子の中には、
「手のかからないいい子」
も増えてきているようです。
聞き分けもよく、自分で何でもするので、
そういった子の親御さんは逆に
「素直でいい子なのはいいんだけど、反抗もなくて
大丈夫なのかしら?」
と不安に感じるようです。
こういったタイプの子は、いったん「いい子」に
なってしまうとなかなかその枠組みから逃れることが
できません。
「そんなに頑張らなくてもいいよ」
「もっと甘えていいんだよ」
と言っても、その子はどうしていいかわからないのです。
といって、ほめてもよけいにいい子に拍車がかかるので、
うまくいきません。
本人は、いい子でいなきゃいけない、
期待にこたえないとならない、と
プレッシャーを感じています。
では、どうすればいいのでしょうか。
そういう子には
「失敗をほめる」
といいと思います。
たとえば、ハンカチを持っていくのを忘れた、
などこういったことがあれば、
「あんたも失敗することがあるんだねー。
お母さん安心したよ」
といった具合です。
そうすると、今まで気を張り詰めていたのが
「失敗していいんだ」
と、ほっとします。
失敗しても、いい子じゃなくてもいいんだ、と
思えるのです。
そうすると、子どもも少しずつ自己主張をすることが
できるようになってきます。
それはそれで手がかかるのですが、そこまで来ると
OKです。
参考図書
明橋 大二著
「子育てハッピーアドバイス
大好き!が伝わるほめ方・叱り方」
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ひきこもり支援相談士のブログ
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