ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

手のかかる子は、とってもいい子?

自己肯定感の続きです。

 

では、自己肯定感はどうすれば育つのか、

 

という話ですが、これにはポイントがあります。

 

ほめることも大事ですが、それだけでなく、

 

子どもが怒ったり、泣いたり、駄々をこねたりといった、

 

いわゆるマイナスの感情を出した時、

 

それらを受け止めてあげることで育まれる部分も多いのです。

 

子どもは、マイナスの感情を親にぶつけ

 

それを受け止めてもらえることで

 

「こんな自分でもちゃんと受け入れてもらえるんだ」

 

と安心します。

 

「わがままを受け入れると、余計に図に乗るんじゃないの?」

 

と心配される人もあると思いますが、

 

その必要はありません。

 

一時的には手がかかるようになるかもわかりませんが、

 

しっかりと自分の気持ちを表現でき、

 

受け止めてもらった子どもは、

 

次第に気持ちのコントロールを身につけ、

 

本当の意味で強い心の子へと育っていきます。

 

 

 

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ところが、マイナスの感情を出せない子、いわゆる

 

手のかからない、いい子は自分がいい子でいられる間は

 

存在を認めてもらえるけれど、もし自分が悪い子になったら

 

その途端に見捨てられるんじゃないか、見放されるんじゃないか、

 

という不安がとても強いのです。

 

子どもは、そういう自分のマイナスの部分を出して、

 

受け止めてもらった経験がないので安心できないのです。

 

ありのままの自分でいいんだ、という存在への自信は、

 

案外育ってないといえます。

 

大人でも、ありのままを受け入れてもらえる人や場所があれば、

 

安心しますよね。

 

子どもならなおさらだと思います。

 

 

参考図書

明橋 大二著

「子育てハッピーアドバイス

大好き!が伝わるほめ方・叱り方」

 

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