ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

夢や目標を持つとやる気が出る?

今回は、お子さまが持つ


夢や目標に対して、

親がどのように力になれるかについて考えてみます。

この際に、ぜひとも


注意していただきたいことが1つあります。


「夢や目標は、


 お子さまの個性に合わせて考える」


ということです。


子どもが


「夢や目標を持つとやる気が出る」


ということは、ウソではありません。

私自身も、いろいろな場面で


実感しています。



何に対しても意欲がなくて、


消極的だったお子さまが、


たった1つの目標を持ちました。
 ↓

その結果、その子は、


見違えるようにやる気を出して、


努力し始めるようになりました。


このような姿を何度も見てきました。


ただし、すべてのお子さまには


当てはまらないということです。


目標があると、かえって


やる気をなくす子もいるのです。


目標を作って壁に張ると、


「失敗したらどうしよう?」


「うまくいかなかったら嫌だな……」


と不安になる子もいます。

「やんなきゃいけないのかぁ」


「面倒くさいなぁ」


「お母さんウルサイしなぁ」


と義務感を持つ子もいます。


「もっと自由にやりたいのに」


「他のことしちゃダメなのかな」


と窮屈に感じる子もいます。

大人のように


明確な目標を設定して


紙に書き出さない方が


うまくいく子もいるのです。


目標を持つにしても、


お子さまと話をしながら、


その子にピッタリの目標を


作ってあげることが大切です。


目標があると不安になる子には、


「確実に達成できる」ような


小さな目標のほうが


スムーズに進むかもしれません。

たとえば・・・、

【義務感を持つ子の場合】

「やってもやらなくてもいいよ」と


気楽に感じられるように


声かけをするとうまくいくようです。



【窮屈に感じる子の場合】

すべてをお母さんが


一方的に決めてしまうのではなくて、

一部分だけを目標にして、


自由に展開できるように


スケジュールに余裕を持たせたほうが


順調なことが多いです。

私たち大人は、どうしても、


一方的に決めつけがちです。

「子どもは夢があったほうがよい」

「目標を持って、それに


 まっすぐ突き進んだほうがよい」


…このように考えがちですが、


特に熱心なお母さんほど、ご注意ください。


思春期の子どもの場合、


「目標があったほうがよい」とは


一律に言い切れないのが難しいところです。


この点を踏まえて、私も、


子どもの夢や目標に対して


どのようにサポートできるかを考えています。

 

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