スポーツに打ち込む理由②
前回は、
「教育スポーツ心理学」での
科学的な研究をご紹介しました。
↓ ↓
人間が、自分の能力を
最大限に伸ばすためには、
いかなる心のもち方や
頭の使い方をしたらよいかを
研究する学問
この理論の核となるのは
つぎのようなものです。
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「スポーツは、
あくまでも自己表現であり、
人間としての成長や成熟によって
その自己表現力が高まる。
だから自然に結果もついてくる」
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たとえば、
・目標設定ができる、
・感情をコントロールできる、
・自分のできることと、
できないことがわかる
……など。
つまり、人間として学び続け、
成熟性が増せば増すほど、
「勝利」にもつながる
ということを教えてくれるのです。
生き抜くための
良い習慣を身につけること。
これこそ「勝利になる」
という考えです。
この考え方からすれば、
「とにかく勝てばいいんだ!
そのためには、余計なことは
何も考えるな!」
という偏った根性論では、
選手たちを、誤った方向へと
導いてしまう可能性があります。
古くさい根性論では、
人間としての「勝利」を
難しくするだけでなく、
試合などでの「勝利」さえ
遠のいてしまうのです。
さて、ここで、
2つの言葉を置き換えて
読み直してほしいのです。
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スポーツ おきかえ→ 受験
勝 利 おきかえ→ 合格
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万が一、不合格となった時に
何も残らない学習指導・・・。
そんなオソマツな勉強では、
子どもたちの心に
「敗北者」としての惨めさだけを
刻み込んでしまいます。
せっかくなら、受験勉強を通じて
お子さまの「生き抜く力」を
大きく育ててあげてほしいと思います。
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Study coaching labo
Wakayama
参考書ソムリエカウンセラーのブログ
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