ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

「本物体験」が、子どもの世界を広げる

夏休みにお子さまが漁港に行って、

 

魚の水揚げを見たとします。

 


 
迫力いっぱいの「競り(せり)」を、 魚市場で見た!

 

・・・という体験があると、
 
お子さまの関心は、 魚の水揚げのニュースや

 

スーパーに並んでいる魚介類にも 向けられるようになります。
 
こんな時のお子さまは、強い興味をもって、

 

水産業の勉強や地理の勉強、

 

理科(魚類)の勉強に取り組むことができます。

 

 

 

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「本物体験」をしていると、

 

このようなことがたくさん生まれます。
 
実際に見た・聞いた・触ったという体験が 「知識の杭」となります。
 
そして、その後の人生で、豊富な二次情報が、

 

次々と引っかかるようになります。

 

蓄積される情報は、

 

年月が経てば 経つほど増えていきます。

 

当然、他の同級生が知らない「情報や知識」も

 

ドンドン増えていきます。
 
 
学校の授業で他の子が知らないことを 知っているというのは、

 

お子さまの学習意欲に、

 

とっても 大きなアドバンテージとなってくれます。
 
 
「え、みんな知らないの?」

 

と思ったお子さまの心の中には、


 
「自分は、この勉強が得意だぞ!」

 

という 上向きの「気持ちベクトル」ができるのです。
 
お子さまは、意欲的に勉強をするようになります。

 

そして、キラキラと目を輝かせながら、 前のめりになって、

 

一生懸命に勉強するのです。
 
このように「本物体験」は、 どのお子さまにも、

 

「知の世界」を開きます。

 

 

 

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とても効果的な学習法です。

 

しかし、いくらすばらしいことが分かっていても、

 

現実生活のなかで「本物体験」をさせるのには 限界があります。
 
本物を見せるためには、

 

いろいろなところに 連れていかなくてはなりません。
 
お金もかかるし、時間もかかります。

 

それなりに、おかあさんの事前準備も必要です。

 

したがって、あまりたくさん実施できません。

 

そこで、「本物体験」を補うために、

 

例えば インターネットを使って画像や動画を見てみる、

 

あるいは、図書館からさまざまな本を借りてくる、

 

などの方法が考えられると思います。 

 

前回ご紹介した「図鑑」もいいと思います。

 

「図鑑」とお聞きになって、

 

どのようなものをイメージなさいましたか?
 
「標本のように小さな写真が並んでいる本」?
 
「イラストと解説文が並べられているだけの本」?
 
このようなものを思い浮かべたかもしれません。

 

でも、それは、ひと昔前の図鑑のイメージです。
 
 
現在の図鑑は、じつに多種多様ですよ。
 
 
お子さまが楽しく読めるように、

 

つくりも構成も、実に工夫されています。
 
説明も、わかりやすく簡潔で、

 

情報や知識がスッと理解できるように

 

コンパクトにレイアウトされています。
 
 
カラーで「大きな写真やイラスト」が

 

たくさん掲載されているので、とても楽しいです。
 
生きものの生態や、

 

動きのある写真も たくさん載っていて、臨場感が味わえます。

 

「本物体験」のインパクトには及びません。

 

でも、現在の図鑑は、お子さまが疑似体験するために

 

十分なインパクトのあるものが、 ズラリとそろっているのです。
 
 

 

 

 

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また、ジャンルも豊富ですから、

 

多岐にわたって 子どもたちの興味・関心をひきつけることができます。
 
 
実物と触れ合う「本物体験」は、

 

連れていける場所に「限度」があります。
 
 
しかし、図鑑であれば、 自宅や教室に居ながら、

 

いろいろな世界を疑似体験できます。
 
 
このような「プチ本物体験」を

 

お子さまと一緒に味わってみてくださいね。 

 

 

 

 

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