ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

思いやりのある子に育てるポイント②

 

牧歌的な生活のススメ
 
 
いろいろな面で、飛び抜けたところがない・・・
 
ある意味で、「普通の子」がいますね。
 
でも、そのように「普通の子」でも、
 
思いやりのある子は
 
着実に、スムーズに好かれるようになっていきます。
 
 
しかしながら、
 
「なんとか、子供を指導しなければ!」
 
という思いが強すぎると、
 
思いやりのある子に育ちにくいことがあります。
 
 
なぜなら、その思いが強すぎると、
 
お子さまの「牧歌的な生活」を破壊する
 
可能性があるからです。
 
 
実際に子育てをしていると、
 
お母さんたちは、お子さまと一緒に
 
ゆ~ったりとした
 
「牧歌的な生活」
 
送ることがなかなかできません。
 
それはなぜでしょうか?
 
その理由はただ一つです。
 
それは、私たちの心の中に、
 
次のような気持ちが強くあるからです。
 
「しっかりしつけをしなければ!」
 
「しっかり指導しなければ!」
 
「しっかり育てなければ!」 とか、
 
あるいは次のような気持ちが、
 
心の中に強く渦巻いているかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
「人に迷惑を掛けない子にしなければ!」
 
「どこに出しても恥ずかしくない子にしなければ!」
 
「自分のことがきちんとできる子にしなければ!」
 
「勉強ができる子にしなければ!」
 
程度の違いはあっても、どの親にもこのような思いがあります。
 
 
しかし、
 
最近はこのような思いの強すぎる親が増えているように感じます。
 
 
中には、
 
ほとんど脅迫観念のようになっている人もいらっしゃいます。
 
お母さんご自身が、子どものころ
 
「しっかり指導しなければ!」と、
 
(お母さんの親から)そういった育て方をされた場合には、
 
特に、そのようなお気持ちが強いようです。
 
 
また、
 
家族、親族、地域、学校、社会など、
 
周りの目を意識しすぎた結果、そうなっている人もいます。
 
「しっかり指導しなければ!」
 
大変なことになるかもしれない・・・・。
 
という思いが強ければ強いほど、子育てが苦しくなるのです。
 
ゆったりとしていて、
 
子どもたちと一緒に、ニコニコ、楽しく過ごす
 
・・・なんてことはありません。
 
 
まさに、
 
「牧歌的」な毎日とは正反対の毎日になってしまうのです。
 
毎日ガミガミ叱ったり、きつい言葉を浴びせたり、
 
・・・イライラすることが多くなります。
 
 
その結果、子どもたちは
 
「お母さんの愛情」を疑うようになります。
 
「ボクって、ダメな子なのかなぁ?」
 
「ワタシって、お母さんに嫌われてるのぉ?」
 
お母さんとしては、お子さまに対して愛情がたくさんの故に
 
しっかり育てようと思っているのです。
 
 
ところが、残念なことに、
 
全く逆の結果になってしまう・・・。
 
今、これで苦しんでいる親子が
 
世の中にどれだけいるか分かりません。
 
これでは、思いやりのある子を育てることはできません。
 
今、一度、肩の力を抜いて、週に一度でもいいのです。
 
お母さんたちは、お子さまと一緒に
 
ゆ~ったりとした「牧歌的な生活」を取り戻して下さい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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