ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

子どもは突然、成長する時がある②

前回の続きです。
 
 
時によっては、この高原現象がかなり長く続きます。
 
状況によっては、
 
1カ月だったり、1年だったり・・・。
 
 
学者や世界選手権の選手のように、
 
きわめてハイレベルの人たちだと、
 
長期間にわたることもあるそうです。
 
 
しかも、その期間が、なんと!
 
10年ということもあるといいます。
 
 
そういうときは、誰でも、努力することが無意味に思えてきます。
 
人が努力をやめるのは、多くの場合、
 
このプラトー状態のときです。
 
たしかに、努力してもその成果が見えない時には、
 
誰でも、空しくなるものです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
多くの人が努力をやめるのは、
 
このプラトー状態のときなのですが、
 
この状態のときにこそ、私たちは次に大きく飛躍するための
 
「マグマ」
 
を養っているのです。
 
 
この状態のときにこそ、努力を続けることが大切なのです。
 
そうしないと、次に大きく飛躍するための「力」は養えません。
 
 
だからこそ、このように「力」を養うときにこそ、
 
励ましてくれる人が必要なのです。
 
 
優しく見守ってくれる人がいてくれるだけで、
 
とても心強いものです。
 
誰にとっても、嬉しいことです。
 
そして、私たちは頑張り続けることができます。
 
 
このことは、お子さまの成長と勉強などについては、
 
特に、覚えておいて下さい。
 
多くの先生たちが、何回も何回も経験しています。
 
 
頑張っても、頑張っても、なかなか
 
「掛け算の九九」を覚えられない。
 
そのような小学2年生の子がいたそうです。
 
親も、教師もさじを投げかけました。
 
それでも、その子は、続けました。
 
何度も何度も練習を続けているうちに、
 
ある日、突然、
 
「掛け算の九九」を言えるようになりました。
 
2の段、5の段、4の段が一気に言えるようになって、
 
実のところ、生徒本人もびっくりしていました。
 
お父さんも、お母さんも、さらには、先生も驚きました。
 
スラスラ言える「掛け算の九九」は、その後もどんどん
 
増えてゆきました。
 
この子は、高原現象の状態が長かったので、
 
その分だけ、一気に飛躍するための
 
「マグマ」をたっぷり蓄えていたのでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 
勉強でも、どんなことでも、努力しても
 
なかなか成果が表れない子がいます。
 
残念なことかもしれませんが、これは、事実です。
 
でも、
 
どのお子さまにも、突然グンと成長するときがあります。
 
それを期待しつつ、・・・そして、
 
あせらず、努力を続けましょう。
 
結果については達観しつつ、長い視点で
 
お子さまを育てましょう。
 
お子さまには、良いところが必ずあります。
 
それを、伸ばしてあげてくださいね。
 
 
 
 
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