ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

それは本当に𠮟るべきこと??②

前回の続きです。

 

私も経験はありますが、

 

子どもが言われたことをしない、

 

ぐずぐずしてやることをやらない、

 

片付けない、

 

宿題をしない、

 

などで怒ってしまうことがあります。

 

確かに、これらは困った行動であり、

 

親のイライラする気持ちも理解できます。

 

しかしながら、これらはただちに命にかかわるような

 

大きな問題ではありません。

 

子どもの性格によるところもあるでしょう。

 

また、こういった行動やイタズラは

 

心の成長に欠かせない部分もありますので、

 

悪いことばかりではありあせん。

 

子どもはもともと自己中心的で、

 

失敗したり、言うこともきかないものです。

 

(もちろん私もそうでしたし、よく怒られていました)

 

別に育て方が悪くてそうなっているわけでもありません。

 

「自己中心的」というのは、

 

自分を大切にする、ということです。

 

子どもは、他人を大切にする前に自分を大切に

 

することを学ばなくてはなりません。

 

その行動が、子どもの場合自己中心的に見えるのです。

 

失敗も、それによって学ぶ機会を得ているという意味では

 

決して悪いことではないでしょう。

 

また、言うことを聞かないのも、

 

自我が芽生え、自己主張が出てきている、

 

ということでいえば、順調に成長している証です。

 

ですので、

 

「子どもというのはこんなもの」

 

「そのうちやれるようになるよね」

 

と思って、1度注意したらあとは

 

放っておくのもいいと思います。

 

大声を出して叱らなければならないときがあるとすれば、

 

・自分を傷つけること

・他人を傷つけること

 

この2つです。

 

自分を傷つけるとは、危険な場所で遊んだり

 

車道に飛び出す、など。

 

他人を傷つけるとは、

 

暴力や火遊びです。

 

そういったこと以外は、子どもの発達段階と

 

親の心のゆとりを考えながら、少しずつ

 

進んでいければいいと思います。

 

参考図書

明橋 大二著

「子育てハッピーアドバイス

大好き!が伝わるほめ方・叱り方」

 

 

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