どうして長続きしないの??②
前回の続きです。
物事を続けられない理由は、2つです。
「やり方がわからない」
「続け方がわからない」
やり方とは、知識と技能のことです。
どうやってやるのか、を知り、
それを身につける。
そうしてはじめて、やり方がわかる、
ということになります。
では、どうやって方法を教えるのがいいのか。
あなたも、
やり方や方法を教えた経験があるのではないでしょうか。
そして、方法を教えてもらった経験もあるでしょう。
「〇〇の方法」など、関連する本もたくさん出ていますよね。
たとえば、評判のいい参考書や、
効果のあがるダイエット法、
などなど。
確かに効果はあがるでしょう。
それには・・・「ちゃんと続けられれば」
という但し書きがつきますが(笑)。
問題は、続け方なのです。
ではどうやって続ければいいのか、
ということについて、
詳しく教わった人は少ないのではないでしょうか。
だから、子どもに対しても
「こうすれば続けられるよ」
ということも教えることができません。
やり方を教わっただけでは続けることができないのです。
では、子どもが自ら進んでやる気を出して
物事を続けるにはどうしたらいいのでしょうか。
お母さんが、
「ほら! がんばってやりなさい!」
と言わなくても済むにはどうしたらいいのでしょう。
よく、目標を設定するといいよ、
ということがよく言われています。
確かに目標の設定は大切です。
その著書の中で言っています。
「明確な目標を持て」と。
しかしながら、行動科学では
そういった目標などの、行動する前の条件が
物事を続けることに与える影響は、
あまり大きなものでないとされています。
たとえば、
「○○高校に合格するぞ」
とか
「この夏は泳げるようになる!」
など、こういった目標を誓っても、
勉強や練習を継続できるかというと・・・
それはあんまり関係ないよ、ということなのです。
そこにばかりこだわっていると、結局、
「意思が弱かったから続かなかった」
という結論になってしまいがちなのです。
でも、行動をコントロールする方法はあるのです。
それこそが続け方なのです。
次回に続きます。
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