ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

どうして長続きしないの??②

前回の続きです。

 

 
物事を続けられない理由は、2つです。
 
「やり方がわからない」
 
「続け方がわからない」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
やり方とは、知識と技能のことです。
 
どうやってやるのか、を知り、
 
それを身につける。
 
そうしてはじめて、やり方がわかる、
 
ということになります。
 
 
では、どうやって方法を教えるのがいいのか。
 
あなたも、
 
やり方や方法を教えた経験があるのではないでしょうか。
 
そして、方法を教えてもらった経験もあるでしょう。
 
「〇〇の方法」など、関連する本もたくさん出ていますよね。
 
 
たとえば、評判のいい参考書や、
 
効果のあがるダイエット法、
 
などなど。
 
確かに効果はあがるでしょう。
 
それには・・・「ちゃんと続けられれば」
 
という但し書きがつきますが(笑)。
 
 
問題は、続け方なのです。
 
ではどうやって続ければいいのか、
 
ということについて、
 
詳しく教わった人は少ないのではないでしょうか。
 
だから、子どもに対しても
 
「こうすれば続けられるよ」
 
ということも教えることができません。
 
やり方を教わっただけでは続けることができないのです。
 
 
では、子どもが自ら進んでやる気を出して
 
物事を続けるにはどうしたらいいのでしょうか。
 
お母さんが、
 
「ほら! がんばってやりなさい!」
 
と言わなくても済むにはどうしたらいいのでしょう。
 
よく、目標を設定するといいよ、
 
ということがよく言われています。
 
 
確かに目標の設定は大切です。
 
自己啓発の元祖的な存在である、ナポレオン・ヒル
 
その著書の中で言っています。
 
「明確な目標を持て」と。
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
しかしながら、行動科学では
 
そういった目標などの、行動する前の条件が
 
物事を続けることに与える影響は、
 
あまり大きなものでないとされています。
 
 
たとえば、
 
「○○高校に合格するぞ」
 
とか
 
「この夏は泳げるようになる!」
 
など、こういった目標を誓っても、
 
勉強や練習を継続できるかというと・・・
 
それはあんまり関係ないよ、ということなのです。
 
 
そこにばかりこだわっていると、結局、
 
「意思が弱かったから続かなかった」
 
という結論になってしまいがちなのです。
 
 
 
でも、行動をコントロールする方法はあるのです。
 
それこそが続け方なのです。
 
 
 
 
 
次回に続きます。
 
 
 
 
 
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