ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

どのようにして子どもの心を満たす?

 

「自信の水」とは、

 

人間なら誰でも必要としている 「愛情」と「承認」のことです。
 
 
抽象的な表現をすれば、次のような言い方になります。


 
お子さん、生徒に愛情をしっかりとかけて、

 

しっかりと認めてあげることです。
 
 
ところが、これは言うのは簡単ですが、

 

いざ実行するとなると、難しいものです。


 
ここでは、少しでも保護者さまが実行できるように、

 

スタディコーチングのポイントをご紹介します。 
 
 
お子さん、生徒の実行したこと・できたことの事実に関連して、

 

私は次のような言葉を付け加えます。
 
 
(愛情の表現)「・・・ができて、私はうれしい!」


 
(承認の表現)「・・・ができるなんて、~~力がある!」

 

上記二つの言葉に共通しているのは、

 

生徒を信じることです。
 
 
自信を失っている生徒であれば、

 

よりいっそう信じることが大切になります。
 
実行したことの事実・達成できたことの事実を指摘して、

 

気づいてもらうのです。
 
 
これが、スタディコーチングのポイントです。
 
 
(愛情の表現) 「・・・ができて、私はうれしい!」
 
 
(承認の表現) 「・・・ができるなんて、~~力がある!」
 
 
 
この2つの言葉を使うと、最初のうちは気づかなくても、


 
ある瞬間から、生徒は私たちの

 

「愛情」と「承認」に気づいてくれるのです。

 

生徒が心を開いてくれなければ、

 

どのような授業も学習法も意味がありません。

 

 

 

 

 

(事例形式で、わかりやすい書籍も出ています)

 

 

 


 
そして、生徒が指導者やコーチの 言葉を

 

受け入れてくれなければ、

 

せっかくのアドバイスもまったく効果がありません。
 
 
形だけの「褒めことば」なんて、 1ミリも効果がありません。
 
 


場合によっては、うわべだけの「褒めことば」を話すと、

 

とんでもない結果が生まれることになりかねません。

 

まさに、逆効果です。

 

このような表現は、1つや2つでは足りません。

 

通常でも、1日に3個、必要です。
 
 
不登校などの身体症状がでていれば、

 

1日に6個以上必要です。
 
 
また、心の奥底から、愛情をこめて 話しかけなければなりません。

 

(ウソは、即座に見抜かれています。)
 
 
 
中学生や高校生・大学生にも、 このアプローチを使います。


 
そうすると・・・、最初のうちは、

 

「気持ち悪いからやめろ」なんて言われます。


 
でも、あきらめてはいけません。

 

最初から、 良い反応があるなんて考えないで下さい。
 
 
彼ら・彼女らの人生において、

 

今まで誰からも 「自信の水」を注いでもらえてなかったのです。

 

この言葉に対して、子どもが慣れてくると、次は、


 
「お!・・・ができるようになったね。 私は嬉しいなぁ」

 

と言います。
 
 
「うれしい」を使うのは難しい場合もありますから、
 
 
ご自宅で、スタディコーチングを実行する場合には、

 

「ありがとう」など 別の言葉に置き換えてみてください。
 


 
とにかく「賛辞」をかけるには、

 

まず、お子さまを暖かく見守って下さい。

 

単なる観察ではなく、 愛情を注ぐ心で、しっかりと見守って下さい。


 
そして、お子さまが、実行したことや、

 

上手にできたことを、できるだけ速やかに

 

その「事実」を伝えてあげてください。
 
 
行動科学の分野では、次のように説明されています。

 

ほめ言葉は、60秒以内に伝えると非常に効果的。

 

そのうえで、 「話し方」や「話すタイミング」

 

「話す場所」にも配慮します。


 
 
2つの言葉に慣れてくると、

 

お子さん、あるいは生徒が心を開いてきます。 


 
お子さんが心を開いてきたなと感じたら、

 

さらに、質の高い賛辞を用意して下さい。
 
 
学年に応じて、理解できる言葉も

 

表現もフィットしたものに変えてあげましょう。


 
「できたこと・したこと」  「持っている力」


 
「心のよさ」等を具体的に、分かりやすく伝えていくのです。
 
 
親の思いや、コーチの解釈を入れないようにします。


 
グダグダしたお説教のような「褒め言葉」は やめてくださいね。

 

 

 

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