「考える」ということは①
前回まで長いシリーズをお届けしてきましたが、
如何でしたでしょうか。
細切れの回も多く、読みづらいところもあったと
思いますが、ご容赦頂ければ幸いです。
さて、季節もすっかり進んで、秋深しとなってきましたね。
紅葉を見に行かれた方も多いのではないでしょうか。
さて、今回は
「考える」
いわゆる頭脳労働についてお話ししようと思います。
「考えることのできる子を育てるために」
必要なことの中で一番大切なことは何だろうか・・・。
思いを巡らせました。
もちろん答えは一つではないと思いますが、
「考えるということは、力仕事なのだということを
自覚させる」
ということが大切なことだと思うのです。
ここで、改めてあなたにも「考える」ということが
いかに重労働かということを認識していただきたいのです。
でも、考えることって頭の中の作業だから簡単じゃないの??
肉体労働じゃないのだから楽なことでしょう・・・。
たくさんの人が、このように勘違いした固定観念を
持っているようなのです。
もしかしたらこれは常識的な思い込みとして
定着しているのかもわかりません。
でも、このような誤った固定観念から解放されると、
保護者さまもお子さまも、心がラクになりますよ。
つまり・・・
*考えるということは大変な重労働
*考えるということは、鼻歌まじりに気軽にできるものではない
このような意識を持つだけでも、あなた自身、そして
あなたのお子さまにも、大きな変化が起こります。
子どもたちに、「考える」ということを教えるとき、
私は筋力トレーニングにたとえてお話します。
筋力をつけたければ、プロスポーツ選手も私たちも
トレーニングによって筋肉に負荷を与えます。
10回から20回を、ようやく持ち上げられる、
そんな重い鉄のバーベルを上げ下げして筋肉を鍛えます。
当然、筋肉は疲れます。
終わったらグッタリすることもあります。
でも、それによって筋肉の繊維が太くなり、強くなるのです。
お箸のような軽いものを持ち上げたところで効果はありません。
たとえ何百回トレーニングしたとしても、
少しも筋力はつきませんし、身体も発達しません。
次回に続きます。
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