ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

運動と脳の関係㉙

運動と脳の関係について、

 

シリーズでお届けしています。

 

このシリーズは今回で最終です。

(ブログは続きます)(笑)

 

 

 

 

運動が生徒に大きな影響を与えるという噂は

 

他の政府関係者の間にも広まりつつある。

 

 

アイオワ州のトム・ハーキン上院議員は、

 

つい最近、体育の授業を立て直すことについて

 

公聴会を開いた。

 

 

スラムのある学校で、「生活のための体育」を

 

始めたところ、懲罰の対象となる問題行為が67%も

 

減少した、というニュースを聞いたからだ。

 

 

ミズーリ州カンザスシティのウッドランド小学校は

 

ほとんどの児童が給食費の補助を受けているが、

 

2005年に体育の教師が、体育を週一回の授業から

 

毎日、45分の授業へと増やし、もっぱら

 

有酸素運動をさせるようにした。

 

 

すると、一学年度の間に、生徒の健康状態は

 

劇的に改善され、カウンセラーの報告によれば、

 

その年、校内での暴力事件が前年度の

 

228件から95件に減少したそうだ。

 

 

 

 

f:id:joe-montanag13:20181117160729j:plain

 

 

 

 

スラム街にある学校がこれほど急激な変化を遂げ、

 

タイタスヴィルのような貧困にあえぐ市があのように

 

活気を取り戻すのは驚くべきことだ。

 

 

マッコードの生徒たちはアメリカンフットボールチームの

 

もとにではなく、ステファニーのような生徒のもとに結集した。

 

彼らの多くは成長後も運動を続け、活動的でいつづけるだろう。

 

 

ゲームボーイではなく、カヤックや自転車を選び、

 

そのために知性や感情はより磨かれていくだろう。

 

 

革命といえば若者たちの専売特許だが、

 

ローラーやジェンタルスキやマッコードをみても

 

わかるように、大人でも思い切った方向転換をして、

 

運動が脳に及ぼす影響の大きさを知ることができる。

 

 

タイタスヴィルがその兆しに気づくことができたのなら、

 

私たちにだってできるはずだ。

 

 

私の望みは、今まで見てきた例をお手本にして、

 

最終的には体と脳をもう一度結びつけることだ。

 

両者は一体なのだから。

 

 

 

f:id:joe-montanag13:20181117160443j:plain

 

 

 

 

ジョン.J.レイティ著

「脳を鍛えるには運動しかない」

~最新科学でわかった脳細胞の増やし方~ より

 

 

  

 

 

  

・・・・・・・・・・・・・・・

Study  coaching  labo

Wakayama

参考書ソムリエカウンセラーのブログ

・・・・・・・・・・・・・・・