運動と脳の関係⑲
運動と脳の関係について、
シリーズでお届けしています。
ネーパーヴィル203学区の生徒は、
インターネットを始めるより先に心拍計を使い始める。
今ではこの学区のどの学校の体育館に入っても
最新式のフィットネスクラブにいるような気分になる。
どの体育館にも、トライフィット評価装置が一台と
複数のウェイトマシンがあり、中学校には
生徒の年齢に合わせて特別仕様で作られた運動器具が
置いてある。
エアロビクスマシンもある。
カリキュラムが目標とするのは、健康でいることの意味と
実践方法、その大切さを教えることだ。
子どもたちは高校に入ると、幅広い選択肢
ーカヤック・ダンス・ロッククライミングから、バスケットボールや
バレーボールのような典型的なチームスポーツまでー
から好きなものを選ぶ。
そして指導を受けながら自分に合ったフィットネス計画を立てていく。
軸となるのは、5年生の時から毎年受けてきた
トライフィット評価だ。
入学時にそうやって計画を立て、継続的に進歩を記録していき、
卒業時には14ページに及ぶ健康評価記録が出来上がる。
そこには、血圧やコレステロール値といった
健康状態を表す数値とともに、ライフスタイルや
家族の病歴も書きこまれていて、なりやすい病気の予測と
予防策が提案されている。
専門的見地から見ても、驚くほど包括的な内容で、
18歳の子どもが大人の世界に足を踏み出す時に
携えていくものとして、完璧な内容になっている。
次回に続きます。
ジョン.J.レイティ著
「脳を鍛えるには運動しかない」
~最新科学でわかった脳細胞の増やし方~ より
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Study coaching labo
Wakayama
参考書ソムリエカウンセラーのブログ
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ご興味のない方には面白くない本(笑)
数学の歴史から述べられており、とても
興味深く読めました。
もしよければご一読下さい。