ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

どうして長続きしないの??③

前回の続きです。

 
 
 
禁句:「やる気を出して!」
 
 
 
そして、
 
「うちの子、もっとできる子だったらいいのに・・・」
 
あなたもこんな言葉、口にしていませんか?
 
では、できる子とできない子の違いってなんでしょう?
 
 
「できる子になってほしい」
 
というお母さんの話を聞いていると、
 
どうやら次のような区別をしている事が多いようです。
 
「できる子」=「やる気のある子」
 
「できない子」=「やる気のない子」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、子どもに向かっていくら
 
「やる気を出しなさい」
 
と言ってみても・・・
 
子どもにとっては何をどうしていいのかわからないのです。
 
 
「やる気」 という抽象的なものは、行動に表れにくいものです。
 
しかし、やる気を出しているかどうかというのは
 
要するに喜んでやっているか、
 
ということで判断できるでしょう。
 
つまり、物事に喜んで取り組む子が
 
できる子、というわけです。
 
 
以前お伝えした「ウルトラマン」や「仮面ライダー
 
の本を一生懸命読む、といったことにもつながります。
 
 
行動科学的に言えば、
 
「子どもが喜んで物事に取り組むための環境や人間関係をつくっていく」
 
ということになります。
 
 
ただし、ここで誤解してほしくないことがあります。
 
環境とは、いわゆる家庭環境とか地域の環境のことと
 
イコールではありません。
 
また、人間関係も、単に誰誰とつきあうといったような話でもありません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
行動科学的な定義の理解としては、次のようになります。
 
 
「子どもが自発的に物事に取り組みやすくなるように
 
   周りが仕向けていくようにしよう」
 
環境を作ってあげるというのは、
 
日常的にできる言葉かけや、子どもの何に焦点を当てるか、
 
という作業なのです。
 
 
 
 
 
次回に続きます。
 
 
 
 
 
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