ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

あなたの苦手、何ですか??

水泳が苦手・・・

 
人前で話すのが苦手・・・
 
整理整頓が苦手・・・
 
 
など、
 
誰にでも苦手なことってあると思います。
 
勿論私自身にもあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、行動科学というものに出会ってからは、
 
その方法を使うことで、少しずつですが
 
苦手の克服ができてきているのかなあとも思います。
 
 
 
行動科学における苦手克服のコツとは、
 
むずかしい言葉で言うと
 
「系統的脱感作法」 といいます。
 
これは、大人にも子どもにも有効な手法です。
 
一度覚えて頂ければ一生のスキルになります。
 
そんなに難しいことでもありませんので、
 
一度試してみて下さいね。
 
 
苦手の理由
 
では、なぜ「ある何かのこと」が苦手なのかを考えてみると、
 
苦手になった理由があります。
 
 
例えば、整理整頓が苦手な人は、
 
片付けることにかなり苦労した経験があるかもわかりません。
 
 
料理が苦手な人は、一生懸命作ったのに「まずい」と言われた、
 
とか・・・様々な理由が潜んでいると思います。
 
人は誰しも不安や恐怖、心配といった
 
ネガティブな気持ちに左右されます。
 
 
そこで、優しいあなたはこう考えます。
 
 
じゃあ、子どもと一緒に過ごしてできるだけ不安や恐怖を
 
感じさせないようにしてあげよう。
 
そうすれば、苦手なことは最初からなくなるはず・・・。
 
 
気持ちはわかりますが、でも、そんなことをしていたら
 
キリがありません。
 
大人になってからの経験も、十分苦手の原因になるのですから。
 
また、成人したお子さんを
 
いつまでもフォローすることはできませんしね(笑)。
 
 
これから紹介する「系統的脱感作法」は
 
「苦手を作らない」ということではなく、
 
「苦手なものを、少しずつ苦手でないものにしていく」 方法です。
 
 
「系統的脱感作法」は、簡単に言うと
 
少しずつ慣らしていく、ということです。
 
 
たとえば、水泳が苦手な子。
 
その子は何がうまくいかないのでしょう・・・。
 
 
泳ぎの技術うんぬんよりも、
 
もしかしたら水が怖い、
 
ということかもわかりません。
 
 
「水泳」が苦手というよりも
 
「水」が苦手なのだとしたら・・・。
 
そんな子をいきなりプールに放り込んで、
 
「泳いでみなさい!」
 
と言ったところで、恐怖心が大きくなるだけですよね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
でも、昔は実際にいきなり川や海に放り込む、といった
 
教え方?があったようです。
 
なかにはそれで泳ぎ方を身につける子もいたようですが、
 
恐怖心を持ってしまった子は、
 
そのまま一生泳げなかったのではないでしょうか。
 
 
では、行動科学的にみた、
 
水が怖い子に泳ぎを教える方法とは、
 
どういったことなのでしょうか。
 
次回に続きます。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・  
Study  coaching  labo
Wakayama
 
参考書ソムリエカウンセラーのブログ
・・・・・・・・・・・・・・・