合格する人は受験までの「勉強」という過程を心底楽しんだ人
なぜ、「大変」「つらい」「厳しい」というイメージなのか?
「来年、受験なんです」というと、
決まって
「まぁ大変ですね」とか、
「今年はつらい一年になるね」とか、
「厳しいねえ」などということを
言われないでしょうか。
なぜ、受験には「大変」だとか、
「つらい」だとか、
「厳しい」というイメージがついて回るのでしょう。
これは日本人特有の考え方だと思われます。
自分自身の目指すゴール、
目標が素晴らしいもの、
良いものであればあるほど、
それまでの過程は「大変」で、「つらい」ものであって、
「厳しい」ものであるという考え方です。
つまり、あなたの目指す受験を
ひとつのゴールとするならば、
合格するという素晴らしいゴールに
たどり着くまでには、
受験勉強という「大変」「つらい」「厳しい」
という過程を乗り越えなければ、
絶対にたどり着けないという
勝手な"思いこみ"です。
残念ながら、これは
ほとんどの日本人が持っている特有の考え方、
日本人の習性ともいうべき思考です。
ちょっと古いので知らない人もいるかもしれませんが、
日本で大流行したテレビ番組や漫画に
これらは「大変」「つらい」「厳しい」過程を乗り越え、
幸せや栄光をつかむというストーリーで、
こういった日本人特有の考え方の典型ともいえるものです。
ことわざをみても、
「苦あれば楽あり」「七転び八起き」というように、
必ず、
苦と楽がセットになっている傾向にあります。
つまり、日本ではスポーツで勝利を指すにも、
ダイエットを成功させるにも、
ビジネスで良い成績を残すのも、
とにかく素晴らしいものを手に入れるためには、
何が何でも
「大変」「つらい」「厳しい」といった過程を
乗り越えなければ達成されないと思われています。
次回に続きます。
・・・・・・・・・・・・・・・
Study coaching labo
Wakayama
参考書ソムリエカウンセラーのブログ
・・・・・・・・・・・・・・・・