ひきこもり支援相談士のブログ

学びや子育てに関するブログです

読解のトレーニングから感想文へ②

 

前回の続きです。

 

一方、読解が苦手なお子さんにも共通点があります。

 

 

それは・・・

 

 

どんな魅力的なお話も、文字の羅列にすぎません。

 

並んでいるひらがなや漢字を、1つずつ順番に

 

追っているだけです。

 

心の中には、イメージは何もありません。

 

 

試しに

 

「どんな話だった?」

 

と聞いてみても、全くわかっていないことがあります。

 

 

ですから、

 

これまで読み聞かせをする習慣がなかったご家庭や、

 

お子さんの読解力不足を感じているお宅では、

 

ぜひ読み聞かせを始めていただきたいと思います。

 

 

読み聞かせについては、

 

以前の記事をご参考になさってみてくださいね。

 

 

読み聞かせ=幼児のため

 

という印象があるかもわかりませんが、

 

実は、読み聞かせには年齢制限はありません。

 

最近では、「大人のための読み聞かせイベント」

 

も開催されています。

 

 

 

 

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少し横道にそれましたが、改めて読解のお話に。

 

最初からいきなりあらすじを書くのは、

 

中学生でもなかなか難しいものです。

 

そこで、一度読み終えたところで、

 

「主人公は誰だった?」

 

と聞いてみるのです。

 

正解にはこだわらなくていいです。

 

ただ、聞いてあげましょう。

 

ここでは、気楽に答えを言えることが大切なのです。

 

そして、その答えをノートに書いてもらいましょう。

 

そして、それができたらすぐ

 

「ほめる」

 

ですよ。

 

ハグして「やったね!」 とか。

 

忘れないでくださいね。

 

 

慣れてきたら、他の登場人物の名も聞いてみましょう。

 

そして、徐々に登場人物の性格とか、何をした、とか、

 

色々と質問を広げていくといいですね。

 

 

あるいは、トレーニングの初期には

 

「あとで、こことここを聞くから覚えておいてね」

 

と言っておくのもいいでしょう。

 

 

また、作文のトレーニングを本格的に始めるのは

 

小学校5,6年生からでいいと思います。

 

でも、夏休みの宿題に日記や絵日記があれば

 

はなしかけてあげてくださいね。

 

「上手に書けてるね」

 

「そのとき、どんな気持ちがした?」

 

とか。

 

こんな感じで話しかけてあげれば、

 

学習の負担をあまり増やすことなく

 

お子さまの文章力をスムーズに高めていけると思います。

 

 

 

 

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