ほめ方にもポイント(コツ)がある
前回は、子どもをほめて伸ばそう、
というお話をしました。
その、ほめ方にもポイントやコツがあります。
一例を紹介すると・・・
①すぐほめる
お子さんの行動などに対して、親が
「お、これは」と思える良い行いなどがあれば、
すぐにほめてあげて下さい。
行動分析学という心理学の分野があるのですが、
すぐにほめられたり認められたりすることを
「好子」(こうし)といいます。
いわゆる「ごほうび」的なものになります。
そちらにいくと話が長くなるので(笑)、
ご興味のある方は一度調べてみてくださいね。
②理由をつけてほめる
「お風呂洗ってくれてありがとう。お母さん大助かりだわ」
といったように、理由をつけてほめてあげると、
そのことの価値を子どもに伝えることもできますね。
③理由なしでほめる
いつも理由を見つけるのも大変でしょうから、
時にはただ単にほめてあげてください。
④具体的にほめる
たとえば「明日の準備、自分でできたんだね。えらいぞ」
など、具体的な行動などに対してほめてあげて下さい。
⑤抽象的にほめる
「〇〇ちゃんは優しいね」 とか、
「△△はえらいぞ」
など、その子を全体的にとらえてほめてあげる、
認めてあげるのです。
そうしていくと、その子はそのようになっていきます。
⑥その子の思い入れの大きいものをほめる
たとえば、電車や車など乗り物が大好きな子がいます。
新幹線が大好き、とかF1が大好きとか、
サッカーのこのチームのことなら誰よりも調べている・・・
などなど。
こういった能力は以前も書きましたが、
勉強や研究につながるとてもステキな力です。
思いっきり認めてほめてあげて下さい。
確かに大人からみれば他愛のないことかもわかりませんが、
子どもの頃、何かに熱中した記憶はありませんか?
思い返してみてください。
他にも色んなほめ方、認め方があります。
大人でもほめられると嬉しいですよね。
ぜひお子さんをほめて伸ばしてあげてください。
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Wakayama
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